あづまミルキークイーン

米処いなしきの自信作 あずまミルキークイーン

稲敷は、茨城県南部に位置する霞ヶ浦と利根川に囲まれた穀倉地帯です。 ここでご紹介する「あずまミルキークイーン」は単に商業ベースでの米作りではなく、消費者の立場になって安全と食味を重視して生産されたお米を提供しようという発想で始まり、消費者と産地との直接契約で生産・販売されている「お米」です。

あづまミルキークイーン

食味・食感の特徴

ミルキークイーンの特徴として、第一に挙げられるのは低アミロース米ということです。 あずまミルキークイーンは、アミロース含有量を12%前後に抑えたお米で、食感が柔らかく 『味』 『粘り』 『つや』 と三拍子揃った、新しいタイプのお米です。 冷えても硬くならない特性を持つため、冷蔵米飯や弁当、おにぎりなどは勿論、パサつき易い 炊き込みご飯にも適します。 炊飯時には水の量を通常より15~20%減らして炊いて下さい。

※アミロースについて
お米はデンプンで生成されていますが、そのデンプンは、アミロースとアミロペクチンから成り立っています。 アミロースの含有量が低いと粘りが多く、アミロペクチンの含有量が高いと粘りの少ない「パサパサ」とした お米になるという特徴があります。 つまり、アミロースはお米の『粘り』を左右するデンプンの一つだと言うことです。 しかし、粘り気があった方がおいしいとは言っても、アミロースがゼロでは餅米になってしまいますから、 適度にアミロースがあることも必要です。

名前の由来「あずまミルキークイーン」

低アミロースにより、玄米の表面が『ミルク』のように白濁している状態から、『ミルキークイーン』 と命名されました。 稲敷市東地区が『ミルキークイーン』のふるさとと言われる所以は、農水省のスーパーライス計画 (新しい米を創るという農林水産省の研究事業)で、ほんの一握り採れた、当時はまだ名前もなかった 『ミルキークイーン』を最初に栽培した所だからです。