| 講評 イナダスタジオ・稲田浩男 |
年々レベルが高くなってきているのは皆さんもお感じになっているとは思いますが、今年は一足飛びにグンと
高くなった感じがします。
今までならば当然入選する位の作品が今年は落ちてしまっています。
(何せ、上位7点しか入賞出来ないのですから……)でも、腕を競うレベルが激しくなる事は応募者にとって
良い事だと思いますので、また来年も大いに期待しますので頑張ってください。
今まで度々、風景派よスナップ派よがんばれ!とエールを送ってきましたが、今年は「この派」のがんばりで
ここでの競争も高いレベルになりました。とても嬉しく思います。
さらに、中学生以下の部には小学生からの応募も含めて5点の応募があり、大人とはまたひと味違った視点で
シャッターを切っていますので、これから面白くなりそうです。
「モデルの眼にピント」「脇役の工夫」はだいぶ改善されて7割以上の人達が合格ラインに達しています。
ですから、来年からは内容が勝負になってくるのではないでしょうか。
そんなわけで、来年にはこんなことを望んでみようと思っています。
写真は、技術を勉強すれば「形」と「色」は比較的うまく伝える事が出来ます。しかし、「温度」「匂い」
「風」「音」「空気感」等々伝え難いものもたくさんあります。
ただし、伝え難いことではありますが、伝わらないものではありません。良い写真、感動させる写真には
これらが写っているのです。当然、今回の入選作品からも、さわやかな風やあたたかい春の空気が
感じられる作品がありますが、皆素晴らしい作品に仕上がっています。
で、「形」「色」は当然きれいに表現していただいた上で、「温度」等々の伝わり難いものを伝えてくれる
作品を創る努力をしてほしいと思います。
来年は「チューリップの匂い」「さわやかな春の風」等々を写真で伝えてください。 |
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グランプリ
「爽やかな春気分」 辻本稔
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先ずは、ハイキーな調子に仕上げた技術、アイディアが素晴らしい!
その為に、モデルの顔と手に持った一輪のチューリプに鑑賞者の
視点は注がれ、そして、モデルの表情とポーズが自然な感じなので
画面に引き込まれてしまう
・・ということになります。
ピント、光の使い方も文句なし!!
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金賞
「花一輪」 松山武
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すがすがしい春風がスッと吹き抜けたような、さわやかな作品です。
モデルさんの目元の表現(ピント、視線の方向、的確なアイキ
ャッチ)がすばらしいですね。
さらに、一輪のチューリップの赤がとても効果的で、画面にすばら
しい色のコントラストを作り上げています。
プリントの技術も花丸です。
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銀賞
「共演」 川瀬進三
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八重桜とチューリップの共演を八重桜を主役にして画面を構成しました。
それこそ、さんさんと輝く光の下で花の香りが漂ってくるようです。
桜にピントを合わせ脇役のチューリップをややぼかしたことで画面に
立体感が出てとてもスケールの大きな作品に仕上がっています。
遠景の人物達も効果的です。
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銅賞
「チューリップだーいすき」小山あけみ |
なんと言っても、この女の子の表情が可愛い!
さらに、濃いめの真っ赤なチューリップをバックにしているので、
明るい色の服を着たこの女の子が見た目よりずっと手前に飛び出
してくるように見えるのも、この写真のパワーになっています。
いい写真ですよ。
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入賞
「花に戯れて」 鈴木俊光
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表情もポーズも無理がなく自然でとても好感のもてる作品です。
バックに選んだ赤のチューリップもこの衣装にはぴったりで、
ボケ具合もウエストアップのポートレートとしてはお手本の様な
仕上がりです。
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入賞
「春色」 広瀬哲
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まさに「春色」、萌葱色の若芽がとてもきれいです。
カラフルなチューリップ達を従えた春の殿様のようです。
二人の人物を配したことでスケールの大きな写真となって、
木の大きさ、チューリップ畑の広さがうまく表現出来ました。
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入賞
「わー、きれい!!」 岩舘佐保里
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タイトルのイメージと「花いっぱい!」の感じが良く伝わってきます。
モデルの表情、ポーズ、バックの華やかさ、どれをとっても思わず
見る方の顔がほころんでしまうような楽しい作品ですね。
シャッターチャンスを逃さなかったのがグー!
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